ひとつの感情には必ずひとつの「ニーズ」があります。
物理的な必要性としての「ニーズ」という言葉とは少し違います。
「悲しかった(←感情)のは理解が欲しかった(←ニーズ)から」
「不安だった(←感情)のは仲間として含まれたかった(←ニーズ)から」
のように、その感情を感じたとき、”こうだったら納得し満足した”という、自分が欲しかったものがニーズです。
我慢して押しこめたものは「納得したつもり」であって、本当の納得ではありません。
納得しない思いや考えを抱いたままいるとどこかでジレンマが発生し、また処理しきれない感情を積み重ねてしまう…この繰り返しによって「私はダメだ」というレッテルを自分に貼ってしまうこともあるのです。